米ATM大手NCR、セルビア政府と大学開校に向け提携

米ATM製造大手のNCRは21日、セルビア政府と大学開校のための官民提携(PPP)合意を交わした。世界レベルの教育施設を開設して有能な人材の育成に貢献するとともに、同国での人材確保につなげる戦略だ。ヌーティ最高経営責任者(CEO)によると、今後10年間でセルビアに4億ドルを投資する。

大学の建設地はベオグラード市内のノヴィ・ベオグラードで、建設期間は1年半から2年を予定する。

NCRは2012年、ベオグラードにリモートサポートのサービスセンターを開設した。従業員数は300人から現在2,134人に増加。大学卒業者を3年間で約1,500人雇用する方針で、同国最大の雇用者を目指している。

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