2014年12月10日

トヨタ、ロシア工場で新型「カムリ」の生産開始

トヨタ自動車は2日、ロシアのサンクトペテルブルク工場で新型「カムリ」の生産を開始した。新型モデルの生産開始に向け、同工場に27億ルーブルを投資して、プラスチック射出成形およびスチールスタンピングの2工程の生産設備を新たに […]

ロシア、自動車買い替え奨励策を15年末まで継続

ロシア政府は9月に再導入した自動車買い替え奨励制度(スクラップインセンティブ)を2015年末まで継続する。ロシアのデニス・マントゥロフ産業貿易大臣が2日明らかにした。同制度の予算として2015年に100億ルーブル(約1億

ポーランド政府、石炭業界再編案を策定

ポーランド政府は年内に石炭部門の再編案をまとめる方針だ。基幹産業の一つである同業界の抱える問題を解決し、利益体質化を図る狙いがある。 政府のヴォイチェフ・コヴァルチュク石炭業界再編担当委員が4日、議会で説明したところによ

ベラルーシとポーランド、鉱物資源分野で協力

ベラルーシとポーランドが鉱物資源の採掘で協力する。ベラルーシのルスィ副首相が2日、国営BelTA通信に明らかにした。ワルシャワで開催されたベラルーシ・ポーランド経済協力委員会で合意されたもので、副首相は「ベラルーシの石油

ポーランド中銀、政策金利据え置き

ポーランド中央銀行の国立銀行(NBP)は3日の金融政策理事会で、政策金利を史上最低水準の2%に据え置くことを決定した。据え置きは2カ月連続。消費者物価が下落しているものの、景気の底堅い回復を受けて新たな利下げは見送った。

墺ストラバグ、VWの新工場建設を受注

オーストリアの建設大手ストラバグは3日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)からポーランドの商用車部門の新工場建設を受注したと発表した。受注額は明らかにしていない。 VW新工場の建設地はヴァウブジフ 経済特区内のヴジェ

シーメンス、PKNオルレンから発電プラント受注

独総合電機大手シーメンスは5日、ポーランド石油最大手PKNオルレンからガスタービンコンバインドサイクル発電プラントをターンキー契約で受注したと発表した。受注したのは最新鋭のHクラスガスタービン「SGT5-8000H」など

ロシアの脅威とソーセージ=リトアニア

リトアニアで人気のハム・ソーセージブランド「ソ連’s」が改名を迫られることになった。ウクライナ紛争を機に、冷戦時代のロシアの脅威が再び現実のものと感じられるようになり、美味しいものに「悪者」である「ソ連」の名前はそぐわな

ハンガリー政府、8位銀行をGEキャピタルから買収

ハンガリー政府は4日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の金融子会社GEキャピタルから国内8位銀行のブタペストバンクを買収することで基本合意したと発表した。買収額は非公表。来年6月末までの買収手続き完了を予定している。

ハンガリー新車登録、11月は19.2%増

自動車専門調査会社のデータハウスがまとめたハンガリーの11月の乗用車新車登録台数は5,901台となり、前年同月に比べ19.2%増加した。1-11月の累計も前年同期比20.1%増の6万1,399台と2ケタ増となっている。

輸出信用機関Exim、トルコ輸出入銀行と特別融資枠設定

ハンガリー輸出入銀行とハンガリー輸出信用保険会社(MEHIB)からなる輸出信用機関Eximは、トルコに輸出するハンガリー企業向けにトルコ輸出入銀行と共同で5,000万ユーロ規模の特別融資枠を設定する。ハンガリー商工会議所

ハンガリー初の地熱発電所、18年完成目指す

ハンガリーの再生可能エネルギー開発会社EU-Fireは2日、国内初の地熱発電所をアイスランドのエンジニアリング会社マンヴィットと共同で建設すると発表した。投資額は1億1,600万ユーロで、欧州連合(EU)から3,930万

ハンガリーGDP、Q3は0.5%増

ハンガリー中央統計局が3日発表した2014年7-9月期の国内総生産(GDP、暫定ベース)は、前期比(季節・労働日数調整後)で0.5%増となり、第1四半期の1.1%増、第2四半期の0.8%増から減速した。前年同期比では3.

ハンガリーのパンノン・レーゼル、工場拡張を完了

ハンガリーの金属加工業者パンノン・レーゼル・ミューヘイはこのほど、同国北西部のタタにある工場の拡張工事を終えたと発表した。投資額は2億5,000万フォリントで、うち1億フォリントは政府からの補助金で賄った。工場の敷地面積

チェコの10月鉱工業生産高3.2%増、大きく減速

チェコ統計局(CSU)が8日発表した10月鉱工業生産高は前年同月比で3.2%増となり、上げ幅は前月の9.5%から大きく縮小した。オーストリアのライファイゼン銀行では、飛び石連休で休暇取得率が高まったことが一因と分析。鉱工

シュコダ自、年間出荷台数100万台超の見通し

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は8日、今年通期の生産・販売台数がともに100万台を超え、通年として過去最高を記録する見通しを発表した。モデル戦略が奏功し、新たな顧客を増やしている。最大市場

チェコのビジネス環境、ノヴァ・パカが1位

チェコの調査会社ダタンクが2日発表した国内都市のビジネス環境ランキングで、ボヘミア西部に位置するノヴァ・パカが1位となった。2位は中南部のフムポレツ、3位は同ペルフリモフだった。 ノヴァ・パカは行政のウェブサイトなどを通

チェコ中古車大手、販売好調

チェコの中古車販売大手AAAオートは3日、2014年1-11月の販売が5万9,138台となり、前年同期から12.0%拡大したと発表した。通期では目標の6万3,000台を達成できると見込んでいる。11月単月の販売は5,18

トルコ、来年からバングラデシュに軽油を輸出

バングラデシュが来年、初めてトルコから軽油を輸入する。需要拡大を受けて調達を拡大する政府の方針に沿うもので、まず上半期に6万トンを購入する。 バングラデシュ石油公社(PPC)は7日、来年上半期にトルコ石油国際会社(TPI

IHI、トルコのタンカー向けエンジンを受注

IHI傘下のディーゼルユナイテッドは4日、船舶関連企業のバルチラ・スイス(スイス)からトルコのベシクタシュ造船所が建造するアスファルトタンカー向けの予混合・希薄燃焼式の低速2ストローク・デュアルフュエルエンジン「5RT-

トルコのインフレ率、3カ月連続で上昇

トルコ統計機構(TUIK)が3日発表した11月のインフレ率は前年同月比9.15%となり、前月の8.96%から0.19ポイント上昇した。9%台となるのは8月以来。相場の下落が続く石油製品等エネルギーを除いたCPIの上昇率は

エストニア鉱工業生産高、7カ月連続のプラス成長

エストニア統計局が2日発表した10月の鉱工業生産高(稼働日調整済)は前年同月比で2.7%増となり、7カ月連続のプラスとなった。9月は前年比4.0%増だった。 年初からプラス成長を続ける製造業が前年比4.4%増と好調を維持

リトアニア国鉄、チェコ製二階建て車両を発注

リトアニア国営鉄道はこのほど、チェコの鉄道車両メーカー、シュコダ・ワゴンカに2階建て車両575モデルを3両発注した。中東欧情報サイトnov-ost.infoが1日報じたところによると、発注額は約2,700万ユーロで、19

ロシア経済省、来年のマイナス成長を予測

ロシア経済省は2日、同国の2015年の国内総生産(GDP)が0.8%減に落ち込むとの見通しを示した。実現すれば、2009年以来初めてのマイナス成長となる。従来は1.2%増を見込んでいた。 ウクライナ情勢をめぐる欧米の対ロ

ロシアのインフレ加速、過去3年で最高の9.1%に

ロシア連邦統計局(ロススタット)が4日発表した11月のインフレ率は前年同月比9.1%となり、前月の8.3%から0.8ポイント上昇した。これは2011年6月以来の高水準。 原油価格が過去4年でほぼ最低の水準に下落したのに加

ロシアとトルコ、黒海パイプライン計画で正式合意

サウス・ストリーム計画の中止を受けて、ロシアが新たなパイプライン・プロジェクトに乗り出す。ブルガリアの代わりにトルコに向けて黒海パイプラインを敷設し、南東欧地域を中心とする欧州への輸送路を確保する意向だ。資金調達やトルコ

ロシア原料メーカーの株価上昇、ルーブル安が追い風に

ロシアの景気後退感が増す中、原料メーカーが好調だ。経費の大部分がルーブル建てである一方で、販売収入は米ドル建てのため、利ざやが拡大した。投資家もこれに着目しているもようで、原料大手の株価は今年、大きな上昇を示した。 モス

EUがサウス・ストリーム計画の続行目指す、ロシアが中止表明も

欧州連合(EU)は、ロシアが中止を発表した天然ガスパイプライン「サウス・ストリーム」の建設計画の続行に向けロシアと合意を探る意向だ。欧州委員会のシェフチョビチ副委員長(エネルギー同盟担当)は2日、サウス・ストリームに関す

ロシアのサービス業景況感が悪化、過去5年半で最低に

英大手銀行HSBCと調査会社マーキット・エコノミクスが3日発表したロシアのサービス業景況感指数は44.5となり、前月の47.4から低下した。これは過去5年半で最低の水準。欧米による制裁やルーブル安、政治的な先行き不透明感

ポーランドのトゥスク氏、EU大統領に就任

ポーランドのトゥスク前首相が1日、欧州連合(EU)大統領(欧州理事会常任議長)に就任した。EUでは11月にユンケル委員長率いる新欧州委員会が発足しており、新EU大統領の就任によって新体制への移行が完了した。 EU大統領は

独ダイムラー、露サンクトペテルブルクに工場建設か

自動車大手の独ダイムラーが、ロシアのサンクトペテルブルクに乗用車工場を建設することを検討しているもようだ。すでにミハイル・モクレツォフ副市長が市政府の投資委員会にダイムラーとの交渉を指示したという。インターファクス通信が

ウクライナめぐる対立、西バルカン「巻き込むな」=EU外相

欧州連合(EU)がウクライナ情勢をめぐるロシアとの緊張関係が旧ユーゴスラビアを中心とする西バルカン諸国に波及することに警戒感を強めている。モゲリーニ外交安全保障上級代表(EU外相)は6日、訪問先のボスニアで、西バルカン諸

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