ロシアでも、フェイスブックなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の利用者が増えている。ロシア語版ツイッターのユーザーが先月100万人を超えたほか、ネット産業の投資ファンドもSNSへの投資を活発化させている。
\国営調査センターVTsIOMが4日発表したアンケート調査結果によると、オンラインで知人をつくるのに最も適している場としてSNSを挙げた人が46%に上った。フェイスブックだけでなく、地場系の「Vコンタクテ」、「オドノクラスニキ」も人気のようだ。実際にネットで知り合った人と会ったユーザーも36%に達した。
\一方で、ネットは人と知り合う場ではないという人は32%で、知り合うならば、直接会うよりも出会い系サイトのほうが良いと考えている人の割合(6%)を大きく上回った。
\同調査は、7月16、17の両日、1,600人を対象に実施された。
\ロシアのネット利用率は昨年の39%から今年は53%まで拡大。毎日使う人は31%と、2006年の5%から6倍に増えている。検索エンジンサイト最大手のヤンデルによると、ロシア語のツイッター利用者数は先月、100万人を突破した。その中にはメドベージェフ大統領とドヴォルコヴィッチ大統領顧問も含まれる。
\なお、ロシアのインターネット投資ファンドDSTグローバルは、国内外のSNS事業者への出資を増やしている。フェイスブックの株式を保有するほか、最近は米ツイッターに4億米ドルを投資した。
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