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2010/9/22

ポーランド

スカニア、ポーランド工場でバス増産

この記事の要約

スウェーデンの商用車メーカー、スカニアがポーランド・スウプスク工場における路線バス生産を強化する。ドイツなど、欧州主要市場への輸出を拡大する目的だ。\ スウプスク工場は14日、製造工程の合理化とスピードアップを目的とした […]

スウェーデンの商用車メーカー、スカニアがポーランド・スウプスク工場における路線バス生産を強化する。ドイツなど、欧州主要市場への輸出を拡大する目的だ。

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スウプスク工場は14日、製造工程の合理化とスピードアップを目的とした改修工事を終え、生産を再開した。これまでは主に北欧諸国やポーランド、英国、フランス、イタリアに出荷してきたが、今回の工場近代化を機に増産を図り、他市場の攻略に乗り出す。

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スウプスク工場の従業員は約700人。「OmniCity」と「OmniLink」の両モデルを製造するほか、欧州やアジア、アフリカの独立系バス車体メーカーに「OmniCity」のシャーシを納入している。

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スカニアは1992年にポーランドのバスメーカーKapenaの資本50%を取得し、スウプスク工場でトラックの製造を始めた。94年にはスカニア・ブランドのバスの生産をスタート。2003年には合弁を解消し、Kapenaを100%傘下に収めた。

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