仏自動車大手のルノーは15日、ルーマニアのティトゥにテクニカルセンターを開設した。同センターはピテシュにあるダチア工場とブカレストにあるルノーのエンジニアリングセンター(RTR)の中間に位置し、RTRの一部として、車両やパワートレインの最終調整を行う。
\同センターにはショックアブゾーバーや駆動装置、パワートレインなどの部品や完成車の試験装置が約100台用意されており、様々な温度や天候条件でシミュレーションできる。また、計32キロメートルのテストコースが併設されている。でこぼこ道なども用意されている。
\従業員は6月に一部がすでに移転を済ませており、年内には300人の体制となる予定。最初の試験走行は10月にも始まる。
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