ロシアの国営商社であるロステクノロジー(RT)が、米ボーイングから次世代737型旅客機50機を購入する。平均標準価格を基にした発注規模は37億米ドル。契約は35機の追加購入オプションを含んでおり、10月の監査役会の許可を経て、正式に成立する見通し。RTはまた、ロシア航空機メーカーUACの中型旅客機「MS-20」を50機購入する予定で、その取引価格は30億ドルと見込まれている。
\RTは両社から購入した旅客機を、アエロフロート及び同社への統合が予定されている傘下の国内航空会社6社にリースする。アエロフロートと航空6社は、2年以内に合併する計画で、RTは航空6社をアエロフロートへ譲渡する代わりに、アエロフロート及び6社に航空機のリースと保守サービスを提供する権利を得る。また、航空6社の価値に匹敵するアエロフロートの株式を取得することになっている。
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