独運輸大手のDBシェンカーが21日、チェコのバルドゥビツェに新物流センターを開設した。同市はチェコの東北部に位置し、国内の重要な経済圏のひとつであるフラデツ・クラーロベー地方やポーランド国境に近い。「交通上の重要な中継点としてインフラの拡充が進められており、欧州の鉄道網への接続も非常によい」（ヌッツィンガー取締役）ため、国内事業の強化に加えて、東欧・南欧市場を攻略する計画においても重要な拠点となる。
\1万2,000平方メートルの敷地内には油圧ローディングランプ15基を装備。パレット1万3,500枚の保管が可能だ。また、専用の貨物引込み線が敷設されており、天蓋付きローディングランプを使って最大6車両の貨物積み下ろしを同時に行うことができる。
\スウェーデンの溶接材料・関連機器大手ESABは重要な顧客のひとつで、同社の新しい物流倉庫としての機能も果たす。年内に従業員65人体制とし、多様なサービスを提供する計画だ。
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