独建設大手ビルフィンガー・ベルガーの墺子会社はこのほど、チェコで大型太陽光発電施設の建設を受注した。受注額は400万ユーロ。ドイツの都市開発グループMBF向けにチェコ西部のプルゼニに出力4メガワットの発電所を建設する。メガワット級の大型発電施設はチェコではまだ少ない。使用するソーラーパネルは22万枚に上る。
\チェコ政府は、太陽光発電システムの発電能力が急拡大し、電力料金が大幅に上昇する懸念があることを理由に、ソーラー電力の固定買い取り価格（フィードインタリフ）を5％以上引き下げるなど、助成措置を制限することを計画している。ただ、ビルフィンガーは、チェコの固定買い取り価格は欧州の中でも高いため魅力的であるとし、今後も同国での受注を目指す方針だ。同社は東欧ではチェコのほかハンガリー、スロバキア、ルーマニアに現地法人を持っている。
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