独自動車部品大手のコンチネンタルが、オーストリアとスロバキアの国境に近いハンガリー北西部に800万ユーロを投じてロジスティックセンターを建設する。70人を雇用し、来年1月からハンガリー、オーストリア市場向けのタイヤを保管する予定だ。『ブタペスト・ビジネス・ジャーナル』がこのほど報じた。
\倉庫は、スロバキアの首都ブラチスラバからおよそ30キロ離れたモションマジャローヴァールのMoWin工場団地内に建設される。床面積は1万8,000平方メートルで、年間処理能力は約230万本。ハンガリーの不動産開発会社Natibarが工事を担当する。
\なお、コンチネンタルのブダペスト工場は8月30日で創立20周年を迎えた。これまでの投資残高は1億4,000万ユーロを超える。さらに2012年末までに、ハイブリッドエンジン向け電子部品とABS(アンチロックブレーキシステム)生産に向け、総額70億フォリントを投資する計画だ。同工場の従業員は現在1,200人で、そのうち300人がエンジニア。新規投資では175人の雇用創出を見込んでいる。
\