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2010/10/20

ポーランド

ガラス大手PWG、ポーランドに工場建設

この記事の要約

自動車用ガラス世界大手である米ピッツバーグ・グラス・ワークス(PGW)は先ごろ、ポーランド南西部レグニツァ特別経済区に工場を建設すると発表した。欧州で需要が拡大している高級車自動車用ガラスの供給能力を強化するのが狙い。\ […]

自動車用ガラス世界大手である米ピッツバーグ・グラス・ワークス(PGW)は先ごろ、ポーランド南西部レグニツァ特別経済区に工場を建設すると発表した。欧州で需要が拡大している高級車自動車用ガラスの供給能力を強化するのが狙い。

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新工場はレグニツァ経済特区のシュロダ・シロンスカ地区に建設する。今年11月中旬に着工し、2012年初めの稼動を目指す。音響面に配慮したアコースティックガラス「サウンドマスター」や赤外線反射ガラスの「サンゲート」、青色ガラス「ソレクストラ」などの高付加価値製品を中心に生産する。投資額は公表されておらず、雇用規模は170人以上を予定している。

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同社のウィギンス会長兼最高経営責任者(CEO)は「ポーランドに最新設備を整えた工場を設置することで、事業の幅を拡大することができ、欧州の顧客に提供する高付加価値製品の開発・生産が可能になる」と述べた。

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PWGは欧州でエッティンゲンとトロッシンゲン(以上、ドイツ)、ナント(フランス)に工場を構える。

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