独化学大手BASFは7日、ポーランド中西部ポズナニ近郊のスレムで、ポリウレタン(PU)のシステムハウスの開所式を行った。ポリウレタンの成長市場である中東欧におけるリーディングカンパニーとしてのポジションを強化したい考えだ。
\新システムハウスの敷地面積は2ヘクタールで、開発と生産、営業の拠点が置かれている。投資額は公表されていないが、ポーランドのビジネスニュースサイト『ポリッシュマーケット・コム』によると1,000万ユーロと見られる。家電(電冷)、自動車、建設など幅広い業種の顧客と協力し、顧客に合わせたテーラーメイドのポリウレタンシステムを生産する。
\BASFは世界最大の総合化学企業で、従業員数は10万5,000人、2009年度には500億ユーロを超える売上高を計上した。同社は世界38カ所にPUシステムハウスを展開している。
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