独機械大手クラウス・マッファイは12日、スロバキア北部のマルティン工場で、新工場棟の稼動を開始した。当面は継電器を生産し、将来的には射出成形機の組み立てや、プラスチック機械用部品の生産も行う予定。
\新工場棟の床面積は6,600平方メートルで、従業員は120人。新工場棟の稼動開始により、マルティン工場の継電器の生産能力は倍増する。今後は射出成形機(型締力350トン)の組み立てや、プラスチック加工機械向けNC部品やCNC部品の生産も予定している。
\クラウス・マッファイは2005年にスロバキアに進出した。スタウプ社長は新工場棟の稼動開始を記念する式典で、「製品ポートフォリオの拡大により、増加を続ける中東欧地域の需要に応えることができる」と述べた。
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