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2010/10/27

ポーランド

PGNiG、アフリカでの探鉱に7千万ドル

この記事の要約

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)は、2011年にエジプトとリビアでの資源探査に総額7,000万米ドルを投資する。探査部門の責任者を務めるアンジェイ・マクシム氏が18日発表した。\ 投資の内訳は、エジプトが1,5 […]

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)は、2011年にエジプトとリビアでの資源探査に総額7,000万米ドルを投資する。探査部門の責任者を務めるアンジェイ・マクシム氏が18日発表した。

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投資の内訳は、エジプトが1,500万ドル、リビアが5,500万ドル。PGNiGはエジプトでバハリヤの4,400平方キロメートルの鉱区の開発免許を保有する。現在は中国石油東方地球物理公司(BGP)のエジプト子会社による重量分析を実施中で、来年には地震探査を開始する。12~13年に探査掘削を行い、15年には本格生産を開始することを目指す。

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リビアでは子会社POGCリビアを通じて、西部のムルズクで資源探査を行っている。二次元・三次元物理探査の結果によると、1,400億~1,500億立方メートルの天然ガスと1,500万トンの原油が埋蔵されている可能性が高いという。11年に4カ所で探査掘削を開始、商業生産は15~16年にスタートさせる計画だ。

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