スペインの自動車部品メーカー、グルーポ・アントリンは、年内にロシアのサンクトペテルブルクで新たに工場と倉庫を開設する。ロシアでの需要拡大に伴い、既存の倉庫施設が手狭になったため。
\グルーポ・アントリンは今年初め、ロシアとウクライナで物流・事業用不動産リース・デベロッパー事業を手がけるマルチナショナル・ロジスティクス・オアートナーシップ(MLP)からサンクトペテルブルクにある物流コンプレクス「Utkina Zavod」内に1万平方メートルのスペースを10年間リースすることで合意、契約を締結。その後600万~700万ユーロを投じて機材を搬入していた。
\グルーポ・アントリンは、レニングラード州のフセボロジスクに工場を持ち、米フォードに内装部品を供給している。また、日産やトヨタ、米ゼネラルモーターズからも受注を獲得したと報じられている。
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