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2010/11/17

ポーランド

仏アルストムが発電機改修を受注

この記事の要約

フランスの重電大手アルストムが10日、ポーランドで大型受注を獲得した。欧州で最大の火力発電所であるベルハトフ発電所(出力4,460メガワット)で、発電機6基を改修する。契約総額は約1億4,000万ユーロ。国営電力PGEが […]

フランスの重電大手アルストムが10日、ポーランドで大型受注を獲得した。欧州で最大の火力発電所であるベルハトフ発電所(出力4,460メガワット)で、発電機6基を改修する。契約総額は約1億4,000万ユーロ。国営電力PGEが入札を通じて発注した。

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アルストムによると、改修後は出力が120メガワット増加する。発電効率が高まり、二酸化炭素排出量が年間60万トン減らせる計算という。これにより、欧州連合が定めた大規模燃焼施設の大気汚染物質排出基準(2001/90/EC)を満たすことが可能になる。

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