ルーマニア統計局が3日発表した2010年7-9月期の設備投資額は141億3,000万レウと、前年同期から14.3%減少した。建設部門で投資が低迷したことが重しとなった。
\建設投資は前年同期比23.1%減の75億レウに落ち込んだ。機械設備(輸送機器を含む)が9.2%減の50億2,000万レウに減少した一方、その他の投資は10.8%増の15億レウに拡大した。
\1-9月期の設備投資額は前年同期比17.2%減の365億レウに減少した。建設投資は22.5%減の191億レウ、機械設備は15.4%減の139億レウ、その他の投資は4%減の50億レウだった。設備投資におけるセクター別のシェアは、工業が42.3%、商業・サービスが37.3%、建設が14.3%、農業が3.9%、その他が2.2%だった。
\INSの統計は、従業員50人以上の全国2万1,000の企業・団体を対象としている。(1RON=26.10JPY)
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