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2010/12/15

ロシア

ロシア新車販売、11月は80%増

この記事の要約

在ロシア欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表したロシアの11月の乗用車・軽商用車の新車販売は前年同月比80%増の18万9,902台となり、過去2年で最大の伸びを示した。政府が3月に導入した新車買い替え奨励制度に加え、景気 […]

在ロシア欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表したロシアの11月の乗用車・軽商用車の新車販売は前年同月比80%増の18万9,902台となり、過去2年で最大の伸びを示した。政府が3月に導入した新車買い替え奨励制度に加え、景気回復が進んでいることが追い風となった。1~11月の累計は28%増の170万6,254台だった。AEBは、販売台数が通期で190万台に乗ると見込んでいる。ロシア政府が今年、買い替え奨励制度に拠出する補助金は少なくとも215億ルーブル(6億8,700万ドル)に上る見通しだ。

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11月の販売実績をブランド別に見ると、国内自動車最大手アフトワズのブランド「ラーダ」が前年同月比107%増の4万9,534台と大幅に伸び、2位以下を大きく引き離した。以下、シボレー(1万2,298台、93%増)、ルノー(9,900台、58%増)、起亜(9,200台、27%増)、日産(9,149台、178%増)が上位を占めた。

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