京セラは21日、チェコで太陽電池モジュールの第2工場を建設する発表した。このほど着工し、今年秋に完成する予定。新工場の年産能力は360メガワット(MW)になる見通しで、第1工場と合わせると世界最大の560MWとなる。
\同社は2005年にチェコ北西部のカダンで太陽電池モジュールの生産を開始した。第2工場も同じ敷地内に建設する。太陽電池(セル)は日本から輸入し、パネル状のモジュールに組み立てる。
\京セラは、世界市場における販売シェアを拡大するため、日本以外での生産能力を拡充している。中国の天津でもこのほど第2工場が完成。年産能力を計360MWに増強する。
\同社は09年度に400MWだった年間生産量を13年度までに1,000MWに引き上げる目標を掲げている。国外売上シェアも全体の約半分に引き上げる方針だ。
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