台湾のパソコン大手華碩電脳のルーマニア子会社は、2010年の売上高が4,250万米ドルと、前年から15%増加した。1月24日付けのルーマニア日刊紙『ジアルル・フィナンチアル』が、チプリアン・ドンチウ社長の話として伝えた。
\昨年は売上の8割強をノートブックが、ネットブックが15~18%を占めた。今年は上期にウィンドウズとアンドロイドを搭載した7インチと10インチのタブレット端末を投入する予定で、売上高を前年比17%増の5,000万ドルに伸ばすことを目指している。ドンチウ社長は、「全ての製品でシェアを拡大することが目標だ。市場の低迷が予想される中、パソコンユーザーのファーストチョイスとなることが重要だと考えている」と語った。
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