チェコ統計局(CSU)が9日発表した2010年10-12月期の賃金統計によると、平均賃金(月額)は前年同期比0.9%増の2万5,803コルナとなり、2000年以来最低の伸び率となった。物価上昇分を調整した実質伸び率は1.2%のマイナスだった。
\10-12月期の賃金内訳は民間部門が名目で2.1%増、実質でほぼ横ばいの2万5,660コルナ、公共部門が名目で3.9%減、実質で5.9%減の2万6,422コルナだった。
\また、10年通年の平均賃金は2万3,951コルナ(988ユーロ)と、前年から463コルナ又は2%上昇した。内訳は、民間部門が名目で2.6%増、実質で1.1%増の2万3,873コルナ、公共部門が名目で0.6%減、実質で2.1%減の2万4,289コルナ。(1CZK=4.63JPY)
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