商用車大手の独MANがロシアのサンクトペテルブルクでトラック工場を建設する。同社のPachta-Reyhofen社長とサンクトペテルブルク市のMatviyenko市長が4月14日に投資合意書に調印する予定だ。ブルームバークが7日、消息筋の話として伝えた。
\サンクトペテルブルク工場はMANにとってロシア初の生産拠点となる。同工場では積載量6トン以上のトラックを生産する計画。同社はロシアの6トン以上のトラック市場について、2020年までに3倍以上拡大し、17万台になると予想している。
\MANは東欧市場の需要拡大を見込み、2007年にポーランドのクラフク近郊に工場を開設した。同工場の年産能力は3万台。大幅な成長が見込まれるロシアも重要な戦略市場で、昨年12月には販売子会社MAN Avtomobili Rossiaを通して同国の食品小売大手マグニットから「TGS」シリーズのトラック1,700台を受注した。
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