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2011/4/20

チェコ・スロバキア

シュコダ、新組み立て施設の建設開始

この記事の要約

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダは、VWによる買収20周年に当たる15日、ムラダー・ボレスラフ工場で新組み立て施設の建設を開始した。新施設では従来の「オクタビア」と「ファビア」に加え、新モデルを生 […]

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダは、VWによる買収20周年に当たる15日、ムラダー・ボレスラフ工場で新組み立て施設の建設を開始した。新施設では従来の「オクタビア」と「ファビア」に加え、新モデルを生産する。2012年半ばに施設が完成した後は、同工場の「オクタビア」の生産台数は1日当たり800台から1,200台に拡大する。一方、「ファビア」は従来通りの1,200台に据え置く予定だ。

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シュコダはボレスラフ工場のほか、ボヘミア地方東部のブルフラビ工場とクヴァシニ工場で「ルームスター」と「スペルブ」、「イエティ」を生産している。年末には同社6番目の車種となる市街地の運転に適した新モデルを発売する予定。さらに来年、コンパクトセダンの新モデルを世界市場に投入することを計画している。

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