ハンガリーの格安航空会社ウィズエアーが乗客数を伸ばしている。現地通信社MTIが3日報じたところによると、同社の2011年のハンガリー発着便(プダペスト空港)の利用者数は前年比13%増の135万9,000人で、7年連続で増加。全路線の利用者は15%増となり、1,100万人を超えた。ヴァラディ社長によると、今年は5~10%の利用者拡大を目指し、さらに輸送能力を引き上げる方針だ。
\ウィズエアーはハンガリー、ポーランド、ブルガリア、ルーマニア、ウクライナ、チェコ、セルビア、リトアニアの計15空港に拠点を置き、ドイツ、イギリス、スペインなど西欧と中東欧を結ぶ約220の路線を運航している。昨年はセルビアのベルグラード、リトアニアのヴィルニウス、ルーマニアのタルグ・ムレシュで新たに就航し、合計15便を増便した。平均乗客率は84%を超える。
\