ポーランド保険最大手のPZUが不動産ファンドでの資金運用を開始する。PZUの投資事業責任者であるリシャルド・トレプチェンスキー取締役がこのほど、日刊紙「プルス・ビジネス」に明らかにした。
\同取締役によると、PZUは満期2019年の不動産ファンドに5億ズロチを投資する計画。運用利回りは年8%(税引き後、インフレ調整後)を見込んでいるという。
\PZUは今後、新事業戦略の一環として運用資産の3~3.5%、金額で15億ズロチ程度を不動産ファンド事業に投資していく計画だ。
\立地条件の良いオフィスビルやショッピング・モール、さらに近代化や拡張が計画されている物件などを投資対象とする。また、10件以上の物件をまとめた資産規模2億ズロチのクローズドファンドの組成も計画している。(1PLN=22.45JPY)
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