ハンガリーのコングロマリット、ハイドゥ・グループは、2012年に連結ベースで123億フォリントの売上高を目指している。昨年の売上高は114億フォリントだった。同社のノボトニ社長(CEO)がMTI通信に明らかにした。
\グループ企業である家庭用器具大手のハイドゥ・ハイドゥーシャーギ・イパリは国内の温水ボイラー市場で70%のシェアを誇る。従来製品の売上が伸び悩む中、最近は家庭用ソーラーパネルをはじめとする自家発電システム事業に参入するなど、再生可能エネルギー分野に軸足を移しつつある。輸出事業も強化する方針だ。
\同グループの自動車部品大手ハイドゥ・アウトテヒニカ・イパリは今年、10%の売上増を目指している。今年は二つの大型プロジェクトが始動する。トラック部品部門の拡大とBMW向けのドラム式ブレーキの生産開始だ。
\グループのインフラ部門は、今年も省エネ事業への投資をさらに強化する予定。
\(1HUF=0.33JPY)
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