中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2012/3/14

ロシア

仏ルノー、来年からロシアで電気自動車を販売へ

この記事の要約

仏自動車大手のルノーがロシアで電気自動車の開発を進めている。ルノー・ロシアのブルーノ・アンセリン社長が7日、開催中のジュネーブモーターショーで発表した。カングーやフルエンスなど既存の電気自動車をロシア市場向けに改造し、2 […]

仏自動車大手のルノーがロシアで電気自動車の開発を進めている。ルノー・ロシアのブルーノ・アンセリン社長が7日、開催中のジュネーブモーターショーで発表した。カングーやフルエンスなど既存の電気自動車をロシア市場向けに改造し、2013年からの販売開始を目指す。すでに、ロシア版シリコンバレーとして開設されたスコルコボ技術革新センターから受注している。また、ロシア政府とは、公共交通機関向けの電気自動車の共同開発で交渉しているという。

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ルノーは現在、モスクワ市の合弁会社アフトフラモスの工場で低価格車ロガンを生産している。

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なお、今年春にグループの日産自動車と共同でロシア自動車最大手アフトワズの経営権を取得することになっている。現在、アフトワズの25%+1株を保有しており、残り25%の取得についても株主(トロイカ・ディアローグ、ロステクノロジー)と交渉を進めている。

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