ポーランドの4月の鉱工業出荷指数(速報ベース)は、前年同月比で2.9%上昇した。前月比では7.5%低下した。季節要因調整後では前年同月比で5.0%増、前月比で2.3%増となった。1~4月累計では前年同期比4.6%増。このうち製造業が5.0%増、エネルギー(電力・ガス・スチーム・空調)が5.3%増と好調だったのに対し、鉱山・採石業は7.3%の大幅減少となった。
\34業種のうち22業種で出荷高が前年同月を上回った。特に機械・装置(18.9%増)、金属製品(12.1%増)、化学品および同加工製品(11.4%)、電気製品(9.2%)、製紙・同加工製品(7.6%)が大幅増となった。一方、石炭・褐炭(13.7%)、家具(9.8%)、医薬品(8.5%)、自動車・トレーラ(6.8%減)などは出荷が大きく落ち込んだ。
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