総資産ベースでハンガリー最大の金融機関であるOTP銀行は今年、ウクライナの消費者金融市場におけるシェアを2倍に引き上げる目標だ。国外事業強化の一環で、第4四半期に前年同期の12%から24%に拡大させる。ウクライナ子会社のハークコヴァーチ社長がブルームバーグ通信に明らかにした。
\消費者金融を個人向けサービスでの柱と位置付け、成長を図る。同時に法人顧客へのサービスも拡充する方針だ。
\OTP銀行は中東欧9カ国で事業を展開する。2006年にライフアイゼン・ウクライナを6億5,000万ユーロで完全買収。同国で約150支店を展開し、4,000人強の従業員を雇用する。3月末時点の提携代理店数は1,900店で、昨年末時点の消費者金融事業の貸出残高は26億フォリントに上った。(1HUF=0.34JPY)
\