中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2012/6/6

ポーランド

政府、医療ツーリズム促進へ

この記事の要約

ポーランド政府は医療ツーリズムの振興に乗り出した。情報・外国投資庁(PAIiIZ)はこのほど、コンサルティング会社ヨーロピアン・センター・フォー・エンタープライズ(EuCP)、医療サービス大手AMEDSセンターと共同で、 […]

ポーランド政府は医療ツーリズムの振興に乗り出した。情報・外国投資庁(PAIiIZ)はこのほど、コンサルティング会社ヨーロピアン・センター・フォー・エンタープライズ(EuCP)、医療サービス大手AMEDSセンターと共同で、医療ツーリズムの国外向けプロモーション活動を実施すると発表した。経済省から400万ズロチの支援を受け、国際会議や展示会、スタディツアーを通じてポーランドの医療ツーリズムをアピールする。活動期間は3年間。

\

ポーランド医療ツーリズム協会によると、昨年の医療ツーリズム市場の規模は8億ズロチだった。同協会では、プロモーション活動により年間12~15%の成長が期待できるとしている。AMEDSセンターのルツコフスカ最高経営責任者(CEO)は、「ポーランドの医療ツーリズムは大きなポテンシャルを秘めている。欧州の医療ツーリズムは現在トルコがトップの座を占めているが、ポーランドは十分に対抗できる」と語った。

\

(1PLN=22.15JPY)

\