トルコの新興財閥であるドーウシュ・グループは先ごろ、韓国の複合企業SKグループと戦略提携することで合意し、契約に署名した。
\両社は今年1月にスイスのダボスで開催された世界経済フォーラムで、提携関係を構築する覚書(MOU)に署名していた。
\両社は今回、戦略提携契約に署名したほか、それぞれが5,000万ドルを投資してプライペード・エクイティ・ファンド(PEF)や電子商取引(Eコマース)分野で合弁会社を設立することでも合意した。PEFは計5億ドルの資金を集め、主にトルコのテクノロジー、電気通信、エネルギーインフラ、天然資源、インフラサービス、メディア、観光、消費財・サービス関連の企業を支援していく。Eコマース事業を行う合弁会社は年内にも設立する予定。
\両社はさらに、トルコに半導体を生産する工場を建設する計画だ。
\ドーウシュのSahenk最高経営責任者(CEO)はSKグループとの提携について、「輸出の潜在性が高く、ハイテク材の輸入を減らすことができる付加価値の高い分野に注力していく」と述べた。
\ドーウシュ・グループは金融や自動車、建設、メディア、観光、不動産、エネルギーなどの分野に126の関連企業を抱える新興財閥で、近年急成長している。
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