ロシアの政府系天然ガス独占企業ガスプロムの石油事業会社であるガスプロムネフチは、ペチョーラ湾(北極海)のドルギンスコエ油田を開発するための国外パートナーを探している。ノーボスチ・ロシア通信が8日報じた。
\同社のアレクサンダー・ジュコフ社長は、技術上のリスクを分担・軽減するために、パートナー企業を見つけることが重要だ」と述べ、国外の企業数社と現在交渉していることを明らかにした。
\ガスプロムネフチは2005年にドルギンスコエ油田の開発権を獲得。当初、ボーリング開始は2016年としていたが、昨年秋に設備の開発が遅れていることを理由に2020年に延期した。同油田の推定埋蔵量は約1億3,000万万トン。年最大600万~700万トンの石油生産が見込まれている。
\ガスプロムは2010年にPrirazlomnoyeとドルギンスコエ油田の権益を子会社のガスプロムネフチに譲渡した。
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