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2012/8/1

ポーランド

ゼネラリPPF、仏グルパマの子会社買収

この記事の要約

伊保険最大手ゼネラリとチェコ金融サービス大手PPFの合弁会社で、中東欧で保険事業を展開するゼネラリPPFホールディング(GPH)は7月23日、仏保険大手グルパマのポーランド子会社プロアマを買収することで合意したと発表した […]

伊保険最大手ゼネラリとチェコ金融サービス大手PPFの合弁会社で、中東欧で保険事業を展開するゼネラリPPFホールディング(GPH)は7月23日、仏保険大手グルパマのポーランド子会社プロアマを買収することで合意したと発表した。取引金額は明らかにされていない。買収成立には独禁当局の承認が必要となる。

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グルパマは欧州債務危機の影響で保有しているギリシャ国債の損失が拡大。損失を穴埋めするためプロアマの売却先を模索していた。GPHのバルトニツェク最高経営責任者(CEO)は、「ポーランドは我が社にとって戦略的に重要な市場だ。同国の保険市場は中東欧で最も高い伸びを示す市場のひとつだ。プロアマの買収は、この成長市場で事業を拡大する後押しをする」とコメントした。GPHはポーランドで200万件の個人と法人の顧客を抱え、2011年の保険料収入は19億ズロチだった。

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GPHはゼネラリが51%、PPFが49%を出資して2007年に設立された。中東欧14カ国で事業を展開し、顧客数は1,300万件、資産規模は150億ユーロに上る。

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