ロシアの国営石油最大手ロスネフチと米ジェネラル・エレクトリック(GE)がこのほど、ガスタービンユニットの長期サービス契約を交わした。ロスネフチがナホトカに建設中の東部石油化学会社(Eastern Petrochemical Company)の発電施設に設置されるガスタービンユニット5基が契約の対象となる。
\契約期間は16年で、GEとしてはロシアで過去最大規模のサービス契約となる。技術サポートおよびタービン、部品、ジェネレータなどのフルメンテナンスのほか、タービンの稼働効率や出力などの管理も受託する。
\GEは今年6月、ロスネフチから6FA型ガスタービンユニット5基を受注。この契約では、両社が石油・ガス業界の発展に協力して貢献するため、システム・装置の設計、開発、製造、販売の分野で合同プロジェクトを推進する意向を確認しており、今回のサービス契約はこの一環で交わされたものだ。
\