有力日刊紙の『ジェチポスポリタ』がライフアイゼン銀行の現地子会社と共同で実施した最新のポーランド主要ブランドランキング調査で、石油会社のPKNオルレンが6年連続で1位を確保した。2位は国営銀行のPKO、3位は流通大手のビエドロンカだった。
\専門家によると、PKNオルレンのブランド価値は38億4,000万ズロチ(9億3,700万ユーロ)に上る。PKOは37億2,000万ズロチ。
\両社のブランド価値が前年とほぼ同じ水準なのに対して、3位のビエドロンカは前年比61%増の27億6,000万ズロチに急上昇した。同社はポルトガルのジェロニモ・マーティンスのブランドだ。
\4位以下は、保険のPZU(前年比3%増の24億2,000万ズロチ)、携帯電話サービスのプレイ(43%増の14億1,000万ズロチ)、伊ウニクレディト傘下のペカオ銀行(20%増の13億3,000ズロチ)、乳製品製造のMlekovita(23%増の13億ズロチ)、携帯電話サービスのプルス(1%減の12億ズロチ)、石油会社のロトス(5%増の9億1,200万ズロチ)、テレビ放送のTVN(38%減の8億2,700万ズロチ)の順。
\ブランド価値の算定の下敷きとなったのは2011年の企業データだ。『ジェチポスポリタ』紙によると、同年はほぼ全業界で売上高が急増した。その伸び率は鉱業で46.2%、金融で41.6%、建材で36.3%にも上った。全体の平均では15.5%増加した。
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