中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2013/2/20

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ルーマニア、12年の電力生産3%減

この記事の要約

2012年のルーマニア発電量は前年から3%縮小した。これは国内需要(504億2,200万キロワット時(kWh))の98.5%で、残る1.5%は輸入でまかなわれた。\ 電源別にみると、風力が112.5%増の26億4,100 […]

2012年のルーマニア発電量は前年から3%縮小した。これは国内需要(504億2,200万キロワット時(kWh))の98.5%で、残る1.5%は輸入でまかなわれた。

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電源別にみると、風力が112.5%増の26億4,100万kWhに急増した。一方で火力は0.4%減の331億8,000万kWh、原子力は2.4%減の114億6,600万kWh、水力は18.7%減の122億2,700万kWhにそれぞれ減少した。

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発電量全体に占める電源別の比率は、火力が55.8%、水力が20.5%、原子力が19.3%、風力が4.4%だった。

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電力消費は前年比で0.2%増の529億5,600万kWhに増加した。

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一次エネルギー消費量は2.2%減の3,401万5,400石油換算トン(TOE)に縮小した。(「目でみる中東欧・CIS経済」を参照)

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