ウクライナ国家統計委員会が19日発表した2013年2月の建設業生産高(速報値)は前年同月比で14.9%減少した。下げ幅は前月の15.2%からわずかに縮小した。
\分野別にみると、土木が20%減少、建築も9.7%落ち込んだ。建築は住宅が14.5%増と好調だったものの、商工業建築が20.3%減少して足を強く引っ張った。
\1-2月の累計では前年同期を11.3%下回った(建築12.4%減、土木10.3%減)。売上高(完成工事高)は58億400万フリブナで、内訳は住宅が10億510万フリブナ、商工業建築が17億100万フリブナ、土木が30億520万フリブナだった。
\1-2月の地域別の生産成長率はクリミア自治区が245%増で断トツの1位。最も大きく落ち込んだのはキエフ市(37.1%減)だった。
\(1UAH=11.658JPY)
\