プラント建設大手の日揮は3日、仏油田サービスグループのテクニップと共同でロシアのヤマル液化天然ガス(LNG)プラント設計を受注したと発表した。同社のロシアでの受注は初めてで、これを足がかりにガス大国、ロシアでの事業拡大を目指す。
\受注したのはヤマルLNGプラント建設事業の第1期。同プラントの有償見積もりおよび詳細設計、一部の長納期機器の調達を行う。受注額は公表していない。
\ヤマルLNGプラントはロシア天然ガス業界第2位のノバテクと仏石油大手トタルの合弁事業。ヤマル半島東海岸のサベタに建設され、年間生産能力1,650万トン(550万トン×3系列)を予定する。第1フェーズでの見積もりに基づく最終投資決定を経て、プラント建設に必要な全ての契約が行われる予定だ。
\