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2013/4/17

CIS諸国

カザフ議会、火力発電所の建設計画を承認

この記事の要約

カザフスタンの議会はこのほど、国営エネルギー会社サムルク・エネルゴのバルハシ火力発電所を、韓国電力公社およびサムスンC&Tが建設する計画を承認した。サムルク・エネルゴは現在、発電所の建設に向けた準備作業を進めて […]

カザフスタンの議会はこのほど、国営エネルギー会社サムルク・エネルゴのバルハシ火力発電所を、韓国電力公社およびサムスンC&Tが建設する計画を承認した。サムルク・エネルゴは現在、発電所の建設に向けた準備作業を進めており、8月までに最終的なプロジェクト文書と政府の専門家による評価書が提出される見通しだ。

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バルハシ火力発電所への総投資額は6,000億テンゲ(30億5,000万ユーロ)に上ると見込まれており、うち70%は融資によって賄われる。残り30%は事業母体となる合弁会社への出資比率に応じて、サムルク・エネルゴとサムスンが負担する。出資比率はサムルク・エネルゴが25%プラス1株、サムスンが75%マイナス1株となっている。

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現地通信社ノーボスチ・カザフスタンがラウ産業相の話として伝えたところによると、発電所は年末にも着工し、2018年から段階的に稼働を開始する。

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