米オンライン通販大手アマゾンがロシアに進出する。現地メディアが19日付のロシア語版『フォーブズ』誌の報道として伝えたもので、近く駐在員事務所を開設する。責任者には、富豪アレクサンドル・マムート氏の出版社ABCアティカスの社長を務めた、アルカディ・ヴィトルク氏を任命する方向で交渉を進めているという。
\米ネット調査会社のコムスコアによると、ロシアはネット利用者数が6,130万人と欧州一を誇る重要市場だ。アマゾンは事業展開に必要な免許の取得に向けて、すでに連邦知的財産権局(ロスパテント)での申請手続きを済ませたという。
\ロシア語サイトに世界的なオンライン通販大手が参入するのは、アマゾンが初めてではない。すでに2010年にオークションサイトのイーベイがサービスを開始し、2012年にはロシア現地駐在員事務所を開設している。
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