中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2013/5/2

ポーランド

タウロン、エレクトロブドワにコジェネ発注

この記事の要約

ポーランドの地域暖房サービス会社タウロン・チェプオは、ティヒ発電所に設置する新たな温熱供給施設の競争入札で、現地電機大手エレクトロブドワを発注先に選定した。中東欧オンライン情報サイト『Nov-ost.info』によると、 […]

ポーランドの地域暖房サービス会社タウロン・チェプオは、ティヒ発電所に設置する新たな温熱供給施設の競争入札で、現地電機大手エレクトロブドワを発注先に選定した。中東欧オンライン情報サイト『Nov-ost.info』によると、応札額は当初の見積もりを上回ったものの、競合モストスタルより応札価格が低かったという。タウロンは発注先決定を受けて建設予算を5億9,200万ズロチ(1億4,400万ユーロ)に引き上げる。

\

新発電ブロックは石炭を燃料とする熱電併給型(コジェネレーション)で、発電能力は58メガワット、熱供給能力は110メガワット。3年以内の設置完了を見込む。

\

タウロンは地域暖房事業を強化しており、今回のティヒのほか上部シレジア地方のダブロワ・ゴルニツァ、ソスノヴィエツ、ベンジン、ツェラチ各市の地域暖房網でも刷新工事を進めている。総投資額は1億2,000万ズロチ(2,900万ユーロ)で、このうち3分の1はEU助成金による。配管刷新により供給時の熱損失を抑え、年間114ギガジュール節約できるという。こちらの工事は建設会社エネルゴテルムが受注した。

\
ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |