スロベニア統計局が5月31日発表した2013年1-3月期の国内総生産(GDP)は、前年同期に比べて4.8%縮小した。季節調整値では前年同期比で3.3%、前期比で0.7%、それぞれ低下した。前年同期比で前年水準を割り込んだのは7期連続で、景気後退が深刻化している。
\輸出が前年同期で1.8%伸びたものの、内需が7.7%の大幅減となり足を引っ張った。結果として、貿易収支は改善している。
\項目別に見ると、民間最終消費支出が5.3%、政府最終消費支出が2%、総固定資産形成が2%、それぞれ縮小した。設備投資が14.4%拡大する一方で、建設投資は約20%減少した。
\産業別付加価値は、建設業(16.9%減)を筆頭に軒並み減少した。
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