ハンガリー中央統計局(KSH)が11日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同期比で1.9%上昇した。前月比では0.3%のプラス。コアインフレ率(季節調整済み)は前年同月比で3%増、前月比で0.1%増だった。内需の不振が物価上昇にブレーキをかけている格好だ。
\前年同月比で上昇率が大きかったのは、アルコール飲料・たばこ(8.8%)、ごみ処理料金(7.6%)、交通運賃(5.3%)、食品(4.1%)、サービス(4%)だった。
\一方、価格が低下したのは、自動車燃料(-2.8%)、耐久消費財(-1.7%)、衣料品・靴(-0.1%)など。電気・ガス・その他の燃料は8.7%の大きな下げ幅を記録した。
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