ポーランド統計局が23日発表した6月の失業率は13.2%で、前月から0.2ポイント低下し、過去7カ月間で最低水準となった。ただ、前年同月の12.3%を上回っており、依然として厳しい雇用情勢が続いている。失業届け出数は210万9,100人だった。
\地域別に失業率を見ると北部が特に高く、ヴァルミア・マズールイ県が最高の20.2%をつけたほか、クヤヴィ・ポモージェ県が17.6%、西ポモージェ県が17%と国内平均を大きく上回った。
\一方、失業率が最も低かったのはマゾフシェ県で11.1%。首都ワルシャワは4.9%だった。南部ではシロンスク県が11.2%、マウォポルスカ県が11.5%で、それぞれの県都であるカトヴィツェが5.4%、クラクフが6.4%と雇用市場の堅調さを窺わせた。
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