トルコ統計局が29日発表した7月の消費者信頼感指数は78.5となり、前月から2.3ポイント上昇した。これは昨年4月以来で最高の水準。まだ楽観的・悲観的な見通しの分岐点である100を超えていないが、昨年10月に69.3を記録して以来、改善傾向が続いている。
\今後12カ月の一般的な経済状況に関する期待指数は前月より3.1ポイント高い105.1へ上昇し、引き続き楽観的な見通しが悲観的な見通しを上回った。
\今後12カ月の失業状況に関する期待指数は1.6ポイント増の85.7へ、財政状況に関する期待指数は1.9ポイント増の94.3へ、資産形成(貯金)の可能性に関する指数は3.3ポイント増の28.7へそれぞれ上昇した。
\消費者信頼感指数はトルコ統計局が中央銀行と共同で毎月集計している。消費者の声を基にした経済指数で、個人消費との連動性が高いことで知られる。100を超えると楽観的見通し、下回ると悲観的見通しを示す。
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