独債権回収会社のユーラー・ヘルメス・コレクションズによると、今年7月のポーランドにおける倒産件数は98社に上り、前年同月の75社から3割以上増加した。倒産企業の売上高は合計20億ズロチ、従業員数は3,500人だった。2日付のポーランド経済誌『ワルシャワ・ビジネス・ジャーナル』(オンライン版)が報じた。
\年初からの累計では581社が倒産し、前年同期を6.2%上回った。
\7月の倒産を業界別にみると、建設業が33件となり、依然として最も大きな部分を占めた。卸業も20件の多数に上ったが、その多くが建設関連製品を扱っていたという。
\地域別ではドルヌィ・シロンスク県とマゾフシェ県(各15件)が最も多く、マウォポルスカ県(14件)、シロンスク県(11件)がこれに続いた。マゾフシェ県では卸業の倒産が最も多かったが、他の県では建設業が卸業を上回った。
\(1PLN=30.93JPY)
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