中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2013/8/21

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ルーマニアのアルミ大手アルロ、上期は赤字転落

この記事の要約

東欧の大手アルミニウムメーカーであるルーマニアのアルロ・スラティナは14日発表した2013年上半期決算(調整済、国際会計基準)で1,700万レウの純損失を計上し、前年同期の黒字(2,600万レウ)から赤字に転落した。\ […]

東欧の大手アルミニウムメーカーであるルーマニアのアルロ・スラティナは14日発表した2013年上半期決算(調整済、国際会計基準)で1,700万レウの純損失を計上し、前年同期の黒字(2,600万レウ)から赤字に転落した。

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同社は業績悪化の理由がアルミニウム価格の低下とエネルギーコストの上昇にあると説明している。

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売上高は8.6%減の10億6,000万レウに後退した。アルミ新地金の生産量は12万4,648トンと前年同期とほぼ同じ水準。アルミ製品は3万7,869トンで前年同期の3万4,277トンから増加した。

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アルロ・スラティナはオランダのヴィメトコが84.19%を出資する。その他は浮動株となっている。

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(1RON=29.39JPY)

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