欧州ビジネス協会(AEB)が先ごろ発表したロシアの2013年7月の新車販売台数(乗用車・小型商用車)は23万4,569台と、前年同月から8%減少した。
\7月のメーカー・ブランド別販売台数は、国内自動車最大手アフトワズのラーダが前年同月比20%減の3万7,549で首位。2位以下は、ルノーが8%増の1万8,013台、起亜自動車が0.1%減の1万7,099台、ゼネラルモーターズ(GM)のシボレーが23%減の1万5,487台、現代自動車が3%増の1万4,755台で上位に入った。
\車種別販売台数は、ラーダ「グランタ」が前年同月比57%増の1万4,542台で首位。現代「ソラリス」(1%増の9,484台)、起亜「ニューリオ」(2%減の7,651台)、ルノー「ダスター」(35%増の7,348 台)、フォルクスワーゲン「ポロ」(14%増の7,000台)が続いた。
\AEB自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は、「自動車市場はここ数カ月間、低迷している。7月もこの傾向に変化は見られなかった」とする一方で、「指標は第2四半期に市場が底を打ったことを示しており、今後は徐々に回復に向かうだろう」と指摘。政府が先ごろ発表した自動車購入支援策も市場の回復を後押しするとの見方を示した。
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