中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2013/8/28

CIS諸国

ウズベキスタン、戦略的部門への投資を強化

この記事の要約

ウズベキスタンの経済は順調に拡大している。政府の公式統計によると、2012年の実質国内総生産(GDP)は前年比8.2%増加した。13年と14年はそれぞれ8.0%の成長を予想している。\ 政府は戦略的に重要性が高い部門への […]

ウズベキスタンの経済は順調に拡大している。政府の公式統計によると、2012年の実質国内総生産(GDP)は前年比8.2%増加した。13年と14年はそれぞれ8.0%の成長を予想している。

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政府は戦略的に重要性が高い部門への投資を強化しており、370件のプロジェクトへの投資を計画している。例えば、20年までに水道システムの近代化事業43件に30億6,000万米ドルを、下水道の更新事業18件に12億6,000万ドルを投じる。今年は2,640キロメートルの水道管敷設工事が計画されている。

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エネルギー部門は最大の投資先であり、昨年は30億ドルが投じられた。国営石油ガス会社ウズベクネフチガスは今年、12億ドルの投資を計画。9億ドルはガス化学コンプレックスの建設や液体燃料プロジェクト、ガスコンデンセート精製プラントに投資する。ウズベクネフチガスが外国の提携企業と計画しているプロジェクトの総額は17年までに120億~150億ドルにのぼっており、ガス開発やポリエチレン生産、ポリプロピレン生産、液体燃料、パイプライン建設などが予定されている。

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