中・東欧、CIS諸国、ロシアに特化した情報誌

2013/9/4

総合・マクロ

7月のEU失業率11%に、新加盟国クロアチアは16.7%

この記事の要約

欧州連合(EU)の欧州統計局(ユーロスタット)が8月30日発表した7月の域内失業率(速報、季節調整値)は11%で、前月と同水準となった。前年同月比では0.5ポイントの上昇。ユーロ圏は12.1%で、こちらも前月比では増減な […]

欧州連合(EU)の欧州統計局(ユーロスタット)が8月30日発表した7月の域内失業率(速報、季節調整値)は11%で、前月と同水準となった。前年同月比では0.5ポイントの上昇。ユーロ圏は12.1%で、こちらも前月比では増減なし、前年同月比では0.6ポイント悪化した(表参照)。

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中東欧で最も失業率が高かったのは7月に加盟したクロアチアで、前年同月比1.2ポイント増の16.7%を記録した。これにスロバキア(0.3ポイント増の14.3%)、ブルガリア(0.3ポイント増の12.7%)、リトアニア(0.9ポイント減の12.1%)が続いた。ラトビア(第2四半期)も11.5%と高水準だが、前年同期から4.2ポイントも改善した。

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一方、スロベニアは前年同月比で1.9ポイント増の11.2%に上昇した。

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ハンガリー(6月)は0.4ポイント増の10.8%、ポーランドは0.2ポイント増の10.4%だった。エストニア(6月)は2.2ポイント減の7.9%へ大きく改善した。ルーマニアは0.5ポイント増の7.5%、景気回復の兆しが見えているチェコは0.2ポイント減の6.8%だった。

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ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ
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