ロシア最大手銀行の国営ズベルバンクが8月29日発表した2013年1-6月期(上期)決算の最終利益は1,745億ルーブル(39億ユーロ)で、前年同期から0.5%減少した。景気減速を受けて貸倒引当金6,270億ルーブルを計上したことが響き、小幅ながら減益となった。ただ、金利・手数料収入は、トルコのデニズバンクを買収した効果で大きく伸びた。
\金利収入は25.2%増の4,059億ルーブル、手数料収入は26.8%増の1,082億ルーブルにそれぞれ拡大した。デニズバンクを除いた実質ベースでは金利収入が16.4%増、手数料収入が17.2%増。6月末時点の資産総額は前年末より6.9%多い16兆1,425億ルーブルだった。
\(1RUB=2.98JPY)
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